決戦の舞台へ出発する前に、投票も忘れずに。佐久長聖の捕手、小山忍選手(3年)が28日、長野県知事選(8月5日投開票)の期日前投票に臨んだ。投開票日当日は、甲子園での選手権大会の開幕日と重なるため、28日の練習前の時間を利用し、母のゆかりさん(43)と佐久市役所を訪れ、投票を済ませた。
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選挙権が18歳に引き下げられてから、最初の長野県知事選。長野大会期間中に18歳の誕生日を迎えた小山選手は「選挙のことは知っていたけど、野球で頭がいっぱいだった」。大会後、通学路で目にする候補者のポスターを見て、候補者の顔と名前を一致させることから始めた。
人生で初めての投票を終えた小山選手は「自分の1票で知事が決まると思うと少し不安だった」と振り返り、「これからの選挙も、責任をもって投票したいです」と話した。(大野択生)