13日の東京株式市場は、トルコ通貨リラの急落を受けて、日経平均株価が大幅に値下がりした。終値は前週末より440円65銭(1・98%)安い2万1857円43銭で4営業日連続の下落。7月11日以来、約1カ月ぶりに2万2000円を割り込んだ。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は36・66ポイント(2・13%)低い1683・50。出来高は15億2千万株。
外国為替市場で13日、一時1ドル=7リラ台と、急落前の9日より約2割安い水準になり、欧州や新興国経済の先行きに不透明感が広がった。東京株式市場は180円安で取引を開始し、全面安の展開になった。午後からは中国・上海などアジア市場でも株安が進み、日経平均は下げ幅を拡大した。(大和田武士)