週明け15日のニューヨーク株式市場は、大企業でつくるダウ工業株平均が小幅に続伸し、3営業日連続で史上最高値を塗り替えた。終値は前週末比27・13ドル(0・10%)高い2万7359・16ドルだった。
米連邦準備制度理事会(FRB)が今月末に利下げに動くとの期待が、引き続き相場を下支えしている。一方で、米長期金利の低下などを受けて金融株は売られた。米大企業の2019年4~6月期決算発表がこれから本格化するのを控え、市場には様子見ムードも漂う。
ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も続伸。前週末比14・04ポイント(0・17%)高い8258・19で終え、これも過去最高値を更新した。(ミネアポリス=江渕崇)