経団連は11日、今夏の大手企業のボーナス調査第1回集計(83社)を発表した。妥結額は平均97万1777円で、昨年と比べて2・52%減少した。米中貿易摩擦など不透明な景気見通しが影響したとみられる。
今回集計した15業種のうち11業種で下落した。建設が3・95%減(妥結額156万672円)で、自動車は3・62%減(同102万3095円)、繊維は3・51%減(同82万126円)だった。
経団連は大手企業の21業種251社を対象に調査しており、7月下旬に最終集計を公表する。
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