(17日、高校野球 下関国際4―1木更津総合)
18日締め切り! 夏の甲子園、歴代最高の試合は? 投票ベストゲーム
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木更津総合は自慢の守備にほころびが出た。二回無死一塁で犠打を処理した三塁手の野尻が悪送球。続く打者の打球は一塁手が失策。この回2点を失った。
野尻は「準備が不足していた。自分のせいで流れが崩れた」。これまでの2試合はエースとして先発。三塁手としての出場は今大会初めてだった。
東千葉大会では6試合で3失策。今大会も2回戦までは1失策。堅守を誇っていたが、1イニングで二つのミスが重なっての敗戦。野尻は「悔いが残る負け方です」。最後の夏は不完全燃焼に終わった。
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木更津総合の唯一の得点は、三回2死から東が放った2試合連続の左越え本塁打だった。「鶴田君はいい投手で、打てるのかなと思いましたが。直球を振り抜きました」。昨夏同様、試合最後の打者となった。そのときは代打の甲子園初打席で3球三振。「あれから成長できたと自分でも思う」と、少し気を取り直していた。
●五島監督(木) 「七、八回などの好機で、あと一本が出なかった。先発の根本が2失点に抑えたところは、成長を感じた」
●根本(木) 2年生右腕は7回2失点の好投にも「一、二回といきなり先頭を出して、流れを悪くしてしまった」と号泣。