男子ゴルフの日本ツアー選手権森ビル杯宍戸ヒルズのプロアマ大会で、招待客に不適切な態度をとったことで処分を受け、試合出場を自粛していた片山晋呉が22日、ツアー復帰となるRIZAP KBCオーガスタ(福岡・芥屋GC、朝日新聞社後援)のプロアマ大会に臨んだ。約2カ月半ぶりとなるツアー復帰に「不安より楽しみ」と語った。
片山は、アマチュアの知人男性3人と約5時間かけて計18ホールを回った。ティーショットやパッティングの打ち方をアドバイスしたり、拍手したりするなど、和やかな雰囲気だった。片山の組が優勝した。
ラウンド後、片山は今回のプロアマ大会に向けて改めて心がけたことは「ない」と話し、「今までと何も変えていません。例のとき(問題が起きたプロアマ大会)もそんな感じですから」と淡々と話した。
日本ゴルフツアー機構の石川遼選手会長は「プロアマ大会は何のためにやっているのか、本質に目を向ける機会になればいい。18ホール回ってファンになってもらうようなプロアマ大会にしないといけない」と語った。