第43期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第1局が28日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で始まった。9年ぶりに名人戦の舞台に戻ってきた張栩(ちょうう)九段(38)が井山裕太名人(29)に挑むシリーズ。
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午前9時に立会人の石田秀芳・二十四世本因坊が開始を宣言すると、井山名人の先番に決まった。名人は右上隅小目に第一着を打つと、張挑戦者が左下の星に打って1日目が始まった。
対局は持ち時間各8時間の2日制。28日夜に打ちかけ、29日朝に再開し、同日夜までに決着する見込み。(村上耕司)