菅義偉官房長官は７日午前の記者会見で、北海道胆振（いぶり）地方を震源とする地震により、道内で１６人が死亡したと発表した。内訳は厚真（あつま）町１２人、札幌市、苫小牧市、むかわ町、新ひだか町各１人。厚真町では２６人が安否不明だとした。

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北海道で震度７、道内の被害状況は

被災地の復旧・復興のための予算措置については、「必要であれば、予備費も含めて必要な対応をとっていきたい」と強調した。

今回の地震災害を「激甚災害」に指定するか問われると、「一般論として、被災自治体が財政面で不安を持つことなく、早期に事業を実施することが重要。指定に必要な被害状況の把握に努めている」と述べ、前向きに検討する考えを示した。閣議決定を経て指定されると、自治体が行う復旧事業への国庫補助率が１～２割程度引き上げられる。