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地震などの災害において、スマートフォンは連絡や情報収集の手段として片時も手放せない。しかし停電などで電気が確保できない場合、バッテリー切れが心配になる。災害時に少しでも長持ちさせるにはどうすれば良いのか。「Android」(アンドロイド)を供給するグーグルと、「iPhone」(アイフォーン)を手掛けるアップルにそれぞれ聞いた。
北海道地震 支援情報
【災害INFO】地震が起きたときに役立つ情報など
北海道で震度7、道内の被害状況は
アンドロイドの場合■
アンドロイドを搭載したスマホは様々なメーカーが製造しているため、それぞれ操作方法が異なる。グーグル日本法人は「設定方法はマニュアルで確認してほしい」という。
そのなかで、電力消費を少なくする設定のポイントを挙げてもらった。
①一定時間操作がないと画面が暗くなる(スリープ)までの時間を短くする
②画面の明るさを極力暗くする
③通知機能を切る
④キーの操作音や震動機能を切る
⑤「省電力モード」があればオンにする
⑥消費電力の多いアプリは削除する
アイフォーンの場合■
アップルは「災害時は低電力モードの使用にとどめるのが適切と考える」という。無線LANやブルートゥースの電波を止める機内モードなど個別の設定はあるが、「それは平時の対策で、緊急時はつながることが最優先。通信状態を維持しながらバッテリーを長持ちさせる方法が何より大切だ」という。
○「低電力モード」をオンにする
(「設定」→「バッテリー」の順に選択)(編集委員・須藤龍也)