(16日、浦和2―1横浜マ)
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浦和はMF武藤が決勝点。後半34分、マークを外して最終ラインの背後へ抜け出したところに、MF青木からの浮き球がピタリ。試合2日前に練習した通りの形で、「狙い通り。GKも見る余裕を持てた」と、冷静に流し込んだ。
背番号9をつけながら、これが4月11日神戸戦以来のシーズン2点目。おとりになって味方を生かす動きや、前線から球を追う献身性を買われて重宝はされている。ただ本人は、「求められる役割はできても、プラスアルファは出せていない。苦しかった」。
敗れれば残留争いに巻き込まれそうだった一戦で、勝利に直結する働き。「やっと貢献できた。これをきっかけに自分も自信を取り戻し、チームも勢いをつけていきたい」