熊本地震で崩落した熊本城(熊本市)の石垣再建に向け、石工たちが、熊本県産の石をのみで一つひとつ削っている。7、8人がかりで1日1個ペースだ。
2019年秋の外観修復をめざす大天守の足元の石垣だけで791個の石が崩れたが、つくり直すのはそのうち約130個。すべて元の形に合わせる。
「かなりの重労働。昔の人がいかに手間をかけたかよくわかる」と担当者。崩れた石は城全体で7万~10万個。骨身を削る作業はあと20年ほど続くという。
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