8日の「体育の日」に合わせ、運動に関する複数の調査結果が公表された。スポーツ庁の体力・運動能力調査では、「運動頻度が高いほど、体力年齢が実年齢より若い人が多い」という傾向が明らかになった。また、シンクタンクが子どもの運動の傾向を調べたところ、4~11歳の子どもが最もよく行った運動種目は「おにごっこ」だった。
同庁の調査は毎年実施しており、今回は6~79歳の約6万4600人を対象に、昨年5~10月に実施した。その結果、「ほとんど毎日運動をする」と回答した25~29歳の男女の約5割は体力年齢が実年齢より若かった。一方、この年代で「運動をしない」と答えた人で体力年齢が実年齢より若かった人は約1~2割で、約7~8割は体力年齢の方が上だった。
45~49歳の男女も、「ほとんど毎日運動をする」人の約6~7割は体力年齢の方が若く、「運動をしない」人の約6割は、体力年齢の方が上だった。同庁は「この傾向はすべての年齢で確認できる。運動習慣をつくることが大切」としている。
一方、公益財団法人・笹川スポ…