杉本昌隆七段の「棋道愛楽」
「名人への道 藤井聡太」
「棋道愛楽」
藤井聡太七段が新人王戦決勝三番勝負で2連勝し、見事に優勝を決めました。31年ぶりに最年少優勝記録を塗り替えた平成最後の16歳の新人王の誕生は、将棋界のみならず日本中が大いに沸き立ちました。
この日、「優勝の瞬間を見たい」と大阪の将棋会館に駆け付けたファンは、平日にもかかわらず130人以上。東京や新潟から来たという女性ファンの姿もありました。いつにも増して多い報道陣。足を止める通りすがりの人。玄関前で記念写真を撮る人。藤井七段の注目対局でよく見られる光景ですが、まるでお祭りのようです。
第1局は出口若武(わかむ)三…