7日の東京株式市場は、日経平均株価が2日ぶりに値下がりした。米中間選挙の反応は少なく、小幅な値動きだった。日経平均の終値は前日より61円95銭(0・28%)安い2万2085円80銭で、東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は6・92ポイント(0・42%)低い1652・43。出来高は16億8千万株。
米中間選挙の結果を意識しながらの取引となったが、日経平均は午前の取引を前日比272円高で折り返した。民主党が下院の過半数を制したと報じられても、「市場は事前の想定通り」(大手証券アナリスト)との受け止めで、大きくは下がらなかった。その後は、中間決算の結果を受けた個別銘柄の売り買いが交錯。終盤に下げに転じ、小幅安で取引を終えた。(和気真也)