大阪管区気象台は23日、近畿で22日に「木枯らし1号」が吹いたと発表した。昨年よりも23日遅かったという。
気象台によると、22日は滋賀県彦根市で最大瞬間風速14・8メートルを記録。神戸市と和歌山市で13・6メートル、大阪市でも10・8メートルとなった。近畿は24日、25日も高気圧に覆われて広い範囲で晴れるため北寄りの風は穏やかになるが、放射冷却の影響で冷え込みは厳しくなるという。
近畿の木枯らし1号は、10月下旬~12月下旬の期間で、西高東低の冬型の気圧配置になり、定められた七つの地点のうち3カ所で北寄りの最大風速8メートル以上の風を観測したことなどを目安に発表しているという。