酷暑が心配されている2020年東京五輪のマラソンについて、国際オリンピック委員会(IOC)は25日、スタート時間の繰り上げを承認し、午前5時半から6時ごろで検討することを明らかにした。
IOCのトーマス・バッハ会長はこの日、東京大会に向けて意見交換をするため、東京都の小池百合子知事を訪問した。小池知事が暑さ対策を説明すると、「私たちも暑さを懸念している」。東京大会の準備状況を確認する責任者のジョン・コーツ調整委員長は、「マラソンと競歩の開始時間を午前5時半から6時ぐらいに繰り上げることを前向きに検討する。最も暑くなる日中は激しいマッチを避け、夕方にすることなども検討する」と述べた。
酷暑対策を巡っては、政府・自…