28日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日連続で上昇し、終値は前日より224円62銭(1・02%)高い2万2177円02銭だった。12日以来約2週間ぶりに2万2千円台を回復した。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は9・50ポイント(0・58%)高い1653・66。出来高は13億8千万株。
米中首脳会談を控え、貿易摩擦が和らぐのではとの期待感から前日の米国市場で株価が上昇。東京市場もその流れを引き継いだ。市場では「米中首脳会談に向け色々な高官の発言があったが、けんか別れは避けられそうと市場が受け止めた」(大手証券)との声が出ている。