1日に最終節があったサッカーJ1で、名古屋が15位でJ1残留を決めた。パロマ瑞穂スタジアム(名古屋市)で湘南と対戦し、2―2の引き分け。勝ち点41で並んだ磐田を得失点差で上回り、J1参入プレーオフに回る16位を免れた。
名古屋、J1残留決める 断トツ最下位から巻き返し
試合終了後、他会場の結果をネットなどで確認したサポーターから歓声が上がり、選手もピッチ上で喜びを爆発させた。得点王に輝いたFWジョー選手は「最後の1秒まであきらめず戦った結果だ」と語った。
2年前の11月3日、同じ会場で湘南に敗れてクラブ史上初のJ2降格を喫した。小西工己社長は、数字の語呂合わせで「あの日から758(ナゴヤ)日目、サポーターはずっと悔しい思いをしてきたと思う」と話した。来季の続投が決まった風間八宏監督は「どうなるかと心配したが、(残留は)神様がご褒美をくれたのかな」と笑った。(金子智彦)