アメリカンフットボールの大学日本一を決める第73回甲子園ボウル(全日本大学選手権決勝)は16日、阪神甲子園球場であり、西日本代表の関学大(関西1位)が初優勝を狙った東日本代表早大(関東1位)を37―20で下し、2年ぶり29度目の優勝を果たした。
悪質タックル被害を乗り越えMVP 関学大QBの奥野
第1クオーターに関学大はRB中村行佑(4年)のタッチダウンで先制。早大はRB元山伊織(4年)のタッチダウンなどで同点にした。
その後、関学大はフィールドゴール(FG)で勝ち越すと、その後も2タッチダウンなどでリードを広げ、27―7で前半を折り返した。
第3クオーターは互いに7点を加え、関学大が34―14とリードして最終クオーターへ。早大はWR遠藤健史(4年)のタッチダウンで追い上げたものの、及ばず。関学大が17点差で決戦を制した。
関学大は来年1月3日の日本選手権・第72回ライスボウルで、17日に社会人日本一をかけて行われるジャパンエックスボウルの勝者と対戦する。