関西学院大アメリカンフットボール部の小野宏ディレクターは11日、大阪市内で報道陣の取材に応じ、悪質タックル問題で現在中止となっている日本大との定期戦について、2019年度は再開しないことを明らかにした。
理由として、関東学生アメフト連盟から今年3月末までの公式戦出場資格停止処分を受けた日大がまだ公式戦を実施しておらず、安全が担保されていないことを挙げた。小野ディレクターは「試合が安全にできるかどうかを検証する必要がある。秋のリーグ戦の映像などを見て、確証が持てれば再開したい」と話した。
日大は昨年5月の定期戦(東京都調布市)で起きた悪質タックル問題で、処分を受けた。今年1月に関東学生連盟理事会で解除が決まり、今秋から公式戦に復帰する。