東京都内の貸し会議室。春の関学大との定期戦で起きた悪質タックル問題を受けて、日大アメリカンフットボール部の主将や学年代表、OB会幹部ら約10人が集まった。学生アメフト界の名将と会うためだ。 内田正人前監督は5月19日に辞任を表明した。それから約1カ月がたっていた。OB会などは後任の監督探しに奔走。そこで白羽の矢を立てたのが、京大を4度日本一に導いた水野弥一元監督(78)だった。 選手の一人は口を開いた。「ライスボウルで社会人と戦ったが、勝てないと思った」。水野氏はこう返した。「いや、ブロックなど基本がしっかりできていれば勝つ可能性はある」 選手たちには水野氏の指導経験、実績はまぶしく映った。「水野さんとやっていきたい」。OBたちにそう伝えた。大学が設けた選考委員会による監督公募はすでに始まっていた。手を挙げたのは計69人。水野氏は他薦で応募した。監督就任へ学生の後押しは、大きなアドバンテージだった。 ところが、7月17日、OBや… |
指揮官選び直した日大アメフト部 脱「絶対服従」なるか
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