Jリーグの年間表彰式「2018Jリーグアウォーズ」が18日、横浜市内であり、最優秀選手賞(MVP)にJ1を2連覇した川崎のMF家長昭博が初めて選ばれた。川崎からは16年のMF中村憲剛、17年のFW小林悠に次ぐ受賞で、同一クラブからの3年連続の選出は史上初。
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ベストイレブンはMFチャナティップ(札幌)、FW黄義助(ガ大阪)ら7人が初受賞。川崎からはDF谷口彰悟ら7人が選ばれ、1994年のヴ川崎(現・東京ヴ)、2002年の磐田に並ぶ歴代最多の受賞者数となった。38歳の中村(川崎)は自身の最年長受賞記録を更新した。ベストヤングプレーヤー賞は19歳のFW安部裕葵(ひろき)で、鹿島からの受賞(新人王を含む)は歴代最多の4人目となった。
Jリーグ年間表彰者
・最優秀選手賞(MVP)
家長昭博(32)川崎 初
・得点王
ジョー(31)名古屋 初
・ベストヤングプレーヤー賞
安部裕葵(19)鹿島
・最優秀ゴール賞
大島僚太(25)川崎 初
・フェアプレー賞高円宮杯
セ大阪 初
・フェアプレー個人賞
西川周作(32)浦和 2
秋元陽太(31)湘南 2
沢田崇(27)長崎 初
・優勝監督賞
鬼木達(44)川崎 2
・優秀監督賞(J1)
ペトロビッチ(61)札幌 初
・最優秀主審賞
佐藤隆治(41)初
・最優秀副審賞
山内宏志(39)初
・最優秀育成クラブ賞
横浜マ 初
・ベストイレブン
GK 鄭成龍(33)川崎 初
DF 西大伍(31)鹿島 2
エウシーニョ(29)川崎 2
車屋紳太郎(26)川崎 2
谷口彰悟(27)川崎 初
MF チャナティップ(25)札幌 初
家長昭博(32)川崎 初
大島僚太(25)川崎 初
中村憲剛(38)川崎 8
FW ジョー(31)名古屋 初
黄義助(26)ガ大阪 初
<選出方法>
監督、選手の投票をもとに優秀選手を選出。その中からJリーグ幹部やJ1クラブ社長らで構成する22人の選考委員会がベストイレブンを選ぶ。MVPはベストイレブンを参考に、選考委が投票で決める