三菱UFJ信託銀行は19日午前、全国に約130台ある全ATM(現金自動出入機)とインターネットバンキングが利用できなくなっていると発表した。システム障害としているが、詳しい原因は分かっておらず、復旧のめどはたっていない。同じ三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の三菱UFJ銀行でトラブルは起きていないという。
三菱UFJ信託銀によると、不具合は19日朝に発覚。同行のキャッシュカードは、提携するコンビニや他の金融機関でも使えない状態が続いている。約24万人の利用者がいるネットバンキングも個人向け、法人向けともに停止している。
同行は「速やかな復旧に向けて調査している」と説明している。(柴田秀並)