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東電 「資本主義を曲げてまで潰さなかった」わけは?

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2018-12-19 11:38:43  点击:  切换到繁體中文

 

【連載】この国と原子力④


原子力村は「伏魔殿」 政産官学労の隅々まで巣くった


9電力は「現代の幕藩体制」 壊そうとした官僚がいた


原発事故・原発ゼロ 2人の元首相が語った「あのとき」


「資本主義曲げて」再建


原発事故を起こした東京電力はいま、どうなっている? そう聞かれて「役員に経済産業省の官僚がいますよ」と話すと驚かれる。


事故の後、世の中には東電を法的整理に、という声があった。しかし、それだと社債などの弁済が優先され、賠償資金がほとんど残らない。社員も逃げ出し、事故の収束もままならなくなる――。


それで、潰さずに実質国有化し、賠償資金を電気代から払う仕組みをつくった。今年10月に亡くなった当時の官房副長官・仙谷由人にそう聞いた。私たちは、この原資をまかなうために平均的な家庭で月数十円を払ってきた。


ともあれ、2012年6月、一人の経産官僚が東電の取締役兼執行役に送り込まれた。現在、経産事務次官の嶋田隆(58)だ。


優秀な社員が辞めていく中、士…



 

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