サッカー元日本代表で、今季限りでの現役引退を発表したJ1鹿島の小笠原満男(39)が28日、カシマスタジアムで記者会見を開き、思いを語った。会見での主なやり取りは次の通り。
才能輝いた前半、周りに捧げた後半 小笠原満男の21年
――引退を決意した理由と、今の心境は?
今シーズン1年を振り返ってみて、試合に出る機会が少なくなり、ピッチの上でチームを勝たせることができなくなってきたっていうのが、最大の理由。
今の心境としては、サッカーが大好きだし、アントラーズが大好きだし、まだまだサッカーをやりたい気持ちがあるのが正直な気持ち。だが、自分が出場するより、もっとこれからの若い選手たちがピッチに立って欲しいと思ったのも、一つ。今後アントラーズが強くなっていくために必要なことだと思った。自分は身を引くときがきたかなという思いで、決断した。
――数々のタイトルを獲得して…