家電や情報通信技術の世界最大級の見本市「CES(セス)」が7日(日本時間8日未明)、米ラスベガスで始まった。今年は次世代通信規格「5G」やAI(人工知能)、家電や住宅設備がインターネットとつながる「スマートホーム」などの技術に注目が集まっている。
初日はソニーやパナソニック、サムスン電子など大手メーカーが現地で記者会見を開き、新商品やサービスを発表。企業・団体による出展ブースの公開は8~11日で、各国から約4500社が参加する。
日本勢では経営危機から脱したシャープが4年ぶりに本格復帰。高精細の映像技術「8K」と、大量のデータを超高速で送れる5Gを組み合わせた映像配信技術を披露する。積水ハウスは国内住宅メーカーとして初出展し、IoT(モノのインターネット)を活用した住宅構想を発表する。
電子部品を大量に搭載する「電…