Jリーグ1部(J1)横浜F・マリノスに所属していた元日本代表のDF中沢佑二選手(40)が8日、現役引退を発表した。三郷工高(埼玉)卒業時は無名で、1999年に練習生を経てヴェルディ川崎でプロ選手となり、2002年に横浜マに移籍。J1で計593試合(36得点)に出場した。
GKを除くフィールドプレーヤーとして、J1連続試合出場199試合、連続試合フルタイム出場178試合は歴代最長記録。ベストイレブンを6度受賞し、04年に最優秀選手に選ばれた。日本代表では主将を務め、国際Aマッチ出場110試合、得点17。ワールドカップには06年、10年に出場し、10年南アフリカ大会では16強進出に貢献した。
中沢は「このクラブでユニホームを脱ぎたい、それが一番の恩返しになるかなという思いになった」とコメントを出した。