パリ中心部の住宅街で12日午前9時(日本時間午後5時)ごろ、大規模な爆発があった。仏メディアによると、4人が死亡し、8人が重傷を負った。24人が軽傷。犠牲者のうち2人は消防士という。現場を訪れたカスタネール内相は「爆発はガス漏れと関連がある」との見方を示した。
仏メディアによると、爆発が起きたのは建物1階部分にあるパン屋で、爆風で近くの建物の窓ガラスが割れ、車両が横倒しになった。爆発が起きた建物の4階に住む女性はAFP通信に「部屋の窓ガラスはすべて吹き飛び、室内のドアも外れてしまった」と語った。(パリ=疋田多揚)