総務省が18日発表した2018年の全国の消費者物価指数(2015年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く指数が101・0で前年より0・9%上昇した。上昇は2年連続で、伸び幅は17年の0・5%増から拡大した。原油価格上昇でガソリンなどエネルギー関連価格が上がった影響が大きい。携帯電話の端末代や海外旅行費も上昇した。エネルギーも除くと0・4%増にとどまる。
昨年12月の指数(生鮮食品を除く)は101・4で前年同月より0・7%上昇し、24カ月連続のプラス。伸び幅は前月の0・9%から縮小した。直近では原油価格が下落傾向であることが影響した。