サッカーのフランス1部リーグ、ナントからカーディフ(イングランド)に移籍したFWエミリアノ・サラを乗せた軽飛行機が1月21日に英仏海峡で消息を絶ち、海底から機体の残骸と1人の遺体が見つかっていた件で、英国の地元警察は7日、収容された遺体がサラであると発表した。もう1人搭乗していた操縦士はまだ見つかっていない。
28歳だったアルゼンチン出身のサラは、カーディフが1月にクラブ史上最高の1500万ポンド(約21億円)の移籍金で獲得。契約後に一度古巣に戻り、翌日の初練習に向けてカーディフに向かう途中だった。カーディフは「心からのお悔やみと哀悼をご家族に捧げます」との声明を発表した。(ロンドン=稲垣康介)
サッカービジネスの犠牲者?海に消えた21億円移籍FW