かつて育成組織でプレーした「古巣」バルセロナではない。移籍先は最大のライバルだった。サッカーのレアル・マドリード(スペイン)は14日、日本代表でFC東京の18歳、MF久保建英(たけふさ)の獲得を発表した。FC東京も公表した。
レアル、久保建英の獲得を発表 Bチームでプレーへ
この春には、スペインメディアがバルセロナと基本合意したと報道。「バルサ復帰」は既定路線と見られていた。だが、今季定位置を得たFC東京での活躍が状況を変えた。
FC東京が契約更新を要請していたほか、パリ・サンジェルマンなどとも交渉していたという。FC東京の幹部は「どこにいたら、一番成長できるのか。それを本人が考えているのだと思う」と話していた。別の関係者によると、FC東京残留も選択肢にあったという。待遇面の良さや、自身が話せるスペイン語圏であったこともレアル移籍を決断した理由だと見られる。
過去にも日本から欧州の強豪に…