カメラと写真・映像の総合ショー「CP+2019」が2月28日、横浜市のパシフィコ横浜などで開幕した。国内外から124の会社と団体が出展。今年は主要カメラメーカーのフルサイズミラーレスが出そろって初めての開催とあって、各社は使い勝手を確かめられる展示に力を入れていた。主催するカメラ映像機器工業会(CIPA)は3月3日までの期間中、7万人の来場者を見込んでいる。 これまでソニーの独壇場だったフルサイズミラーレス市場に、ニコンとキヤノン、パナソニックなどが新機種を投入し、各社が展示に力を入れた。ブースには広角から望遠までのレンズをつけたデモ機が並び、来場者は熱心に操作感を確かめていた。 カメラや交換レンズのほか、三脚やカメラバッグ、天体望遠鏡、ドローンなども展示。特に、レンズやレンズアダプター、三脚などを出品する中国や韓国のメーカーが増え、新しいアイデアの商品を紹介していた。会期中は午前10時開場で1、2日は午後6時、3日は午後5時まで。入場料は1500円だが、事前にウェブ登録をすると無料になる。(東山正宜) |
ソニーの牙城、ミラーレス市場に異変 カメラショー開幕
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