楽天と米プロバスケットボール協会(NBA)は5日、東京都内で記者会見を開き、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで10月8日と10日にNBAのプレシーズンマッチ計2試合を開催すると発表した。ラプターズとロケッツが対戦する。NBAのチームが日本で試合をするのは2003年以来で7回目。
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初来日となるラプターズは今季、東カンファレンス大西洋地区首位を走る強豪で、14年のNBAプレーオフ決勝で最優秀選手(MVP)に輝いたカワイ・レナードらが所属。2月までグリズリーズで渡辺雄太とプレーしたマルク・ガソルも移籍してきた。1992年以来2度目の来日となるロケッツは、西カンファレンス南西地区で首位。昨季のシーズンMVPジェームズ・ハーデンや、名ポイントガードのクリス・ポールらがいる。
楽天は17年からNBAとパートナーシップ契約を締結し、動画配信などをしている。楽天の三木谷浩史会長は「スポーツエンターテインメントとしての完成度はNBAが世界一。世界トップクラスの試合を日本で生で見る。こういう機会が増えると、日本のバスケット熱が高まり、結果的に日本のバスケットの質も向上する」と語った。