世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」(SR)に参戦している日本のサンウルブズが来季限りでSRから除外されることが決まった。SRの運営団体「サンザー」などが22日、発表した。日本ラグビー協会は記者会見で、「経済的条件で折り合いがつかず、契約合意に至らなかった」と説明した。
スーパーラグビー、日本除外へ 条件10億円を拒否
SRは2021年から参加チーム数を現在の15から14に減らして総当たり制とする計画で、サンウルブズが削減対象となった。日本側は、大会方式変更に伴う放映権料の積み増し分など約10億円の支払いを求められ、拒否したという。
サンウルブズは16年から参戦。日本代表に準ずるチームとして創設され、19年W杯日本大会に向けた代表強化に寄与してきた。21年以降もサンウルブズを存続させるかは今後検討する。
■見えぬ強化の将来像、国際交渉…