よりスマートに、より機能的に。ラグビーのジャージー(ユニホーム)は時代とともに進化を遂げてきた。9月開幕のワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表が身にまとうジャージーは、一昔前のものと比べると全くの別物だ。「襟」と「フィット感」。この2点に注目して変化の理由を探った。(菅沼遼)
ラグビーW杯日本代表、試合着決定 プレー助ける加工も
古くからのファンにとって、ジャージーに襟は欠かせないだろう。かつては襟を立てて着るスタイルが選手の間で流行する時期もあった。それがいま、襟付きのジャージーを見かけることはほとんどない。
「なくしたというより、進化の過程でどんどん小さくなったんです」。1997年から日本代表にジャージーを提供するカンタベリーオブニュージーランドジャパンの総責任者、石塚正行さんが解説してくれた。
■英国発祥…