今秋、開幕するラグビーワールドカップ(W杯)を控え、日本代表が9日、強化合宿のためキャンプ地の宮崎市に集合した。10日から練習を始める。
宮崎市は、日本代表が2015年のW杯前にも2カ月以上に及ぶ厳しい合宿で鍛え、本大会で3勝を挙げる大躍進につなげた縁起の良いキャンプ地だ。到着先の宮崎空港で、河野俊嗣・宮崎県知事が「4年前も宮崎で合宿をして素晴らしい成績を残してくれた。今大会も素晴らしい成績をあげていただきたい」と激励し、宮崎牛30キロを贈った。宮崎市もマンゴー50玉を贈った。
日本代表のリーチ主将は「前回、宮崎でスタートし新しい歴史をつくった。今回も宮崎でハードワークして、チームを強くして頑張っていきたい」と決意を述べた。
日本代表は宮崎で7月末まで計3回の強化合宿を張り、今季初の代表戦となるパシフィック・ネーションズカップの3試合に臨む。(能田英二)