東京都議の音喜多駿(おときたしゅん)氏(35)が、統一地方選の北区長選(4月14日告示)に立候補する方針を固めた。取材に「若い世代の候補者がいない状況を見過ごせない」と話し、28日にも表明する見通し。北区長選には全国の区市長で最年長の花川与惣太(よそうた)区長(83)が5期目をめざして立候補を表明している。
音喜多氏は北区選出で、現在2期目。小池百合子都知事が特別顧問を務める都民ファーストの会都議団の初代幹事長だったが、2017年10月に離党し、自らが立ち上げた地域政党「あたらしい党」の代表を務める。区長選では区長報酬の削減や北区の名称変更を問う住民投票の実施などを訴えていく方針という。
一方、花川氏は「実績と経験は区政推進の原動力になる」と語っている。(土居新平)