2020年東京五輪で初めて行われる3人制バスケットボール。2月の男子日本代表候補の合宿にはBリーグ勢も参加した。リーグが中断期間だったためだ。経験不足ながら、身長、運動能力などで3人制主体の選手を上回る選手も少なくない。来年6月の最終選考に向けて、代表選考レースが本格的に始まった。
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2月中旬に岡山市であった合宿。3人制のランキング上位10選手に加え、Bリーグの11選手、有望株の大学生7選手が集まった。Bリーグ勢や大学生は、3人制日本代表のトーステン・ロイブル監督が3人制に向いているかを見極めて選んだ。
合宿は、習うよりも慣れろとばかりに初日からチーム分けしてトーナメントを実施した。同じバスケットとはいえ、コートのサイズもルールも違う。初体験の選手たちが「これは気付かない」と最初に驚いたのはリングと逆側のラインだ。5人制のコートの半分よりも狭いため、間違って出てしまう選手が続出した。
中でも違いを感じたのは反則の…