(28日、選抜高校野球 智弁和歌山13―2熊本西) ニュースや動画をリアルタイムで!「バーチャル高校野球」 単打、単打、単打。リズムをつかんで長打。甲子園初采配となった智弁和歌山・中谷監督がめざす野球を選手が体現した。 1巡目こそ相手投手の緩い球にてこずったが、三回は1死一塁で1番細川から4連続単打で4得点。監督が口にする「低い打球」を強く意識した結果だ。 四回も単打3本と四球などで好機を広げると4番東妻が3点本塁打。「ライナーを打とうとした結果のホームラン」。大振りせず、鋭く振り抜いてタイミングを合わせる。長打も自然と出るという考えだ。 もう一つ、新監督の特徴はこれまで以上に自主性を求めることだ。狙い球も個々で決める。四回は2番西川、3番黒川と変化球をたたいて安打に。東妻は「カーブにタイミングを合わせていれば、直球にも反応できる」と直球を左翼席へ放り込んだ。チームは4季連続甲子園で東妻をはじめ主将の黒川、西川は昨年からのレギュラー。「私のほうが緊張した」と中谷監督は笑った。(有田憲一) |
単打でリズムつかみ長打へ 智弁和歌山、めざす野球体現
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
智弁和歌山前監督・高嶋仁の目「これが箕島なんですよ」
強豪私学、野球部も学校も辞めた 転校先で募った思い
世界最強の相撲部員、まわし姿で始球式 土俵入りも披露
智弁和歌山前監督・高嶋仁の目「投手は決勝から逆算」
智弁和歌山と市和歌山、投手力が充実 大会の見どころ
ぐっと歯食いしばり「僕のミス」智弁和歌山の捕手・東妻
智弁和歌山の主将・黒川、好機に凡退「実力不足」悔やむ
高嶋仁さん観戦記 ええ試合こそ、勝たなアカン
「たこ焼き屋は…」チーム動かす言葉 智弁和歌山の主将
ぬかるむグラウンド、でも堅守の智弁和歌山「練習通り」
市和歌山・柏山、気づいたこだわり「夏は背番号1で」
出番待つ市和歌山の左腕奴田 2回戦は病院から仲間応援
「ホームラン打つ」父に宣言、夢が実現 市和歌山の3番
市和歌山、そつなく加点 粘る高松商を継投で振り切る
智弁和歌山の新監督、甲子園初采配に「選手よりも緊張」
サヨナラ安打の市和歌山・片上「ここで決めようと」
市和歌山、延長サヨナラ勝ち 呉は九回追いつくも及ばず
終盤まで無安打無失点、市和歌山・岩本「一番緊張した」
高嶋仁さん観戦記 甲子園の試合見られる、幸せなことや
市和歌山、秋の悔しさ胸に「接戦で勝てる練習してきた」
智弁和歌山・高嶋監督が勇退 72歳、甲子園最多68勝
高嶋監督の心残り「大阪桐蔭倒せなかった」 後任に託す
「最高試合」箕島×星稜かたりで再現 当時の選手も裏話
智弁和歌山・高嶋監督が続投示唆「このまま終われない」
深紅の優勝記念旗なぜ2本 26回大会・和歌山の旧制中