7日投開票の41道府県議選と17政令指定市議選は、立憲民主党と国民民主党による旧民進党系の「分裂選挙」が各地で展開されている。野党第1党の立憲が攻勢に出る一方、支持率が低迷する国民では党籍を表に出さない候補者も相次ぐ。選挙の結果次第で永田町の野党再編に影響が出る可能性もある。
立憲の道府県議選・指定市議選で擁立した公認候補は全国で306人で、国民の174人の倍近く。枝野幸男代表は告示日の3月29日、「結党1年半。それぞれの地域で立ち上がってくれた仲間を議会に押し上げたい」と強調。統一地方選の初陣で地方の足場を固めたい考えだ。
一方、国民は支持率1%の苦境…