女子教育の権利を訴えるマララさんの父 ジアウディン・ユスフザイさん(49)
ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん(21)が大きく影響を受けたのが、「私の理想」という父親のジアウディン・ユスフザイさん(49)だ。パキスタンで学校を設立し、女子教育の権利を訴えてきた。男女平等の社会をめざすようになったのは、子どもの頃に受けた差別がきっかけだった。
3月に初来日し、東京で開かれた日本政府主催の国際女性会議で訴えた。
「女性に自由や教育を与えなければ、鳥が片方の翼で飛ぼうとするのと同じだ」
パキスタン北西部のスワート出…