J1清水は12日、ヤン・ヨンソン監督(58)の退任を発表した。同日にホームで行われた川崎戦は0―4と大敗。2勝2分け7敗の17位に沈んでおり、事実上の解任。左伴繁雄社長は公式サイトに、「まだまだ巻き返しの果たせるこの時期に、監督の交代を行う決断をした」との声明を出した。当面は篠田善之コーチが指揮を執る。
スウェーデン出身のヨンソン氏は広島の監督などを経て、就任1年目の昨季は8位。クラブは5年ぶりの1桁順位に導いた手腕を評価したが、今季は失点が18チーム最多の26。左伴社長は「どれもが到底看過できる数値ではない」と判断理由を説明した。(時事)