中国輸出入商品交易会(広交会)プレスセンターが18日、広交会会場第4期プロジェクトで建設される会場が、第132回中国輸出入商品交易会(2022年秋交会)から使用されると発表した。同プロジェクト完成後、広交会の会場は機能がより充実し、展示面積は62万平方メートルに達し、世界最大の総合的展示施設になるという。中国新聞社が伝えた。
同プロジェクトは商務部(省)と広東省人民政府が共同建設するもので、2020年12月18日に工事がスタートした。現在の広交会会場Aブロックの西側とCブロックの南西コーナーにある。
プレスセンターの説明によると、広交会の現在の会場の建築面積は110万平方メートル、同プロジェクトの建築面積は51万5千平方メートルで、新会場完成後の総建築面積は161万5千平方メートルに達するという。
また広交会の現在の会議エリアの面積は3万4100平方メートルで、同プロジェクトが完成すると4万9千平方メートルに拡大する。
広州市政府常務会議は20年12月、「中国輸出入商品交易会の影響力の向上のさらなる支援に関する通知」を審議・可決した。同通知は、拡張工事の計画、共同建設の協力、要素の供給、関連機能の配置、PR、環境の最適化など各方面での支援にさらに力を入れ、広交会が物品貿易を中心とすることから物品・サービス・技術の全方位的な貿易への転換、輸出の促進を中心とすることから輸入と輸出をともに重視し貿易のバランスの促進への転換、展示を中心とすることから展示と会議の融合への転換、オフラインを中心とすることからオンラインとオフラインの融合への転換の実現を加速することを打ち出した。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年2月20日