18日行われるプロ野球の大学生・社会人ドラフト。指名は楽天の1巡目から始まり、ウエーバー順(今季成績の下位球団順)で行われる。今季は高校生を先行する分離ドラフトが導入されたため、今回は即戦力候補を中心に、補強計画に沿った選手を希望通り指名できるかがポイントになる。
希望入団枠で9球団に9選手の入団が既に内定。希望枠行使を宣言しながら、合意に至らず、見送った球団に権利がある1巡目指名には、楽天だけが参加する。即戦力投手の獲得を狙い、東北福祉大の左腕・松崎伸吾を指名するとみられる。
2巡目は、高校生ドラフトで1巡目を回避した球団に指名権が与えられるが、回避球団がなかったため、該当がなく、すぐ3巡目指名に入る。
広島、ロッテは希望枠を回避し高校生ドラフトで2巡目指名を行ったため、3巡目からの参加。
阪神が日本シリーズで敗れたため、セ・リーグ最下位の広島からのウエーバーで、4巡目は折り返しで行い、以下はこれを繰り返す。高校生ドラフトとは異なり抽選は行われない。【橋本泰】