ロイター通信によると、訪米中のバセスク・ルーマニア大統領は28日、レバノンへの派遣が検討されている国際部隊について「ルーマニアは兵を提供する能力があり、義務を履行する」と述べ、参加に積極姿勢を示した。ワシントンでの講演後、記者団に語った。
大統領は、ルーマニアはイラクにも890人の部隊を派兵していると実績を強調。「国際社会はルーマニアをあてにしてよい」と述べ、レバノンへの国際部隊が国連、北大西洋条約機構(NATO)いずれの指揮下になってもルーマニアは参加可能と述べた。(共同)
毎日新聞 2006年7月29日