自民党では、次の総裁選びをめぐって、2日夜、会合が相次ぎました。
3日、麻生総理は、選挙で協力を仰いだ各団体へのあいさつ回りを行っていますが、党内ではその麻生総理に継ぐ新しい総裁選びについての議論が活発化しています。
2日夜、自民党のベテラン議員5人が都内で会談し、今月28日に行われる総裁選について、人気先行型ではなく、党の再建のためにも落ち着いた候補者を選んでいくべきだという認識で一致しました。
同じく2日夜に行われた若手議員の会合では、従来のように派閥単位での推薦ではなく、自分たちが望ましいと思う候補を推し立てていくべきだという意見が相次ぎました。
3日午後には4つの派閥で会合が予定されていますが、「派閥不要論」をとなえはじめた若手議員たちの動向が、注目されます。(03日11:26)