日本マクドナルドホールディングスは5日、1月の既存店売上高が前年同月比38.6%減ったと発表した。マイナスは12カ月連続。昨年2月に前年割れが始まって以降、減少幅は8月(25.1%減)を上回って最も大きくなった。
昨年7月に仕入れ先だった中国の食肉加工会社が使用期限切れ鶏肉を使っていた問題が発覚し、食材の安全に対する消費者の不安が高まった。年明けには全国各地で商品への異物混入が明らかとなった影響もあり、客離れが加速した。1月の客数は28.5%減、客単価は14.1%減だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕