【ニューヨーク=清水石珠実】米有力誌「ニューズウィーク」は10日、同誌が情報発信に使っている短文投稿サイト「ツイッター」のアカウントが過激派「イスラム国」との関連を主張するハッカー集団に一時乗っ取られたことを明らかにした。
14分間で通常な状態に復旧したが、乗っ取られている間に「サイバー聖戦」を称賛したり、ミシェル・オバマ米大統領夫人を脅迫したりする内容のメッセージが発信された。
ハッカー集団は「サイバー・カリフ」を名乗っている。米メディア報道によると、米連邦捜査局(FBI)が捜査を開始している。ニューズウィーク誌によると、親会社を同じくする別のニュースサイトの画面も同日に一時、乗っ取りが確認されたという。