【ナイロビ=共同】ナイジェリア北東部ゴンベ州で14日、イスラム過激派ボコ・ハラムの戦闘員数百人が州都ゴンベを襲撃、検問所を突破して市内に侵入、銃を乱射し、来月の大統領選挙をボイコットするよう脅迫した。フランス公共ラジオなどが伝えた。
同ラジオによると、市街地に入った戦闘員は中心部の交差点で大統領選に参加しないように呼び掛けるチラシをまいたという。
ボコ・ハラムは昨年後半からナイジェリア北東部の町や村を次々と制圧。今年に入って北東部ボルノ州の州都マイドゥグリといった都市部も襲撃し始めたが、いずれも市内に入る前に撃退されていた。