8日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2E4EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXは1万9800円台を挟んだ水準での一進一退が続いている。3月23日に付けた年初来高値(1万9754円)を上回り、利益確定売りが出やすくなっている半面、この先の株価上昇を見越して押し目を拾おうとする投資家も多く、売り買いが交錯している。
後場入り後は、企業の業績拡大に対する期待感の高まりを背景に再び買いが優勢となり、日経平均は1万9800円台での値動きが続いた。外国為替市場で1ドル=119円台後半まで円相場が上昇すると、輸出関連銘柄を中心に伸び悩む銘柄が増え、日経平均の上げ幅は縮小した。ただ、1万9800円を割り込む水準では、すかさず買いが入るといい、深押しする場面は見られない。日銀は8日まで開いた金融政策決定会合/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5EAE3E1E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXで金融政策の現状維持を決めたが、市場では追加緩和に対する思惑があっただけに、一時的に売り注文が増える場面もあった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2EAE5E2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX(TOPIX)はともに前引け終値を上回って推移している。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆9118億円、売買高は17億3300万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1371、値下がりは408、変わらずは98だった。後場寄りに比べて値上がり銘柄数は増えた。